軟水の魅力・日本のお茶との関係
2009 年 4 月 17 日 by キミコ
だいぶ前の話ですが、海外旅行で、宿泊先のホテルに着き、やれやれこれで一服と、日本から持ち込んだ緑茶を入れたところ、お茶の味も色も出ず、ガッカリしたという経験があります。
最近では「それは、国によって水質が違うからよ」と気づく人も多くなりました。
水には、カルシウムやマグネシウムなどの含有量が多い硬水と、比較的少ない軟水があります。
ラスベガスやパリの水は硬水で、日本の水は軟水だったのです。
緑茶に合うと言われる軟水は、お茶の成分や色、香りをバランスよく引き出します。
一方、硬水は、お茶の成分とミネラル成分が結合して、素材の持ち味を引き出しにくくします。
その結果、色が悪くなり、苦味やあくも強くなるので、スッキリした味わいにはなりません。
だから、チャイやミルクティーのように、お茶を煮出す方法で飲みます。
日本をはじめとした東南アジアやアメリカのサンフランシスコなどの軟水圏では、緑茶が好まれています。
煮物や鍋物などの素材の味をそのまま引き出す、日本料理の繊細な味わいは、まさに軟水があってこそ、出すことができるものなのだと思いました。
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